2017年春に初めて開催した、第1回DSM環境経営フォーラムでは「パリ協定」の発効を受けて、CO2排出量削減を中心に議論しました。国内・国外から多角的な課題提起や先進的な事例が共有され、その後に日本でも起きたカーボンプライシングの議論に一石を投じています。
そして現在、SDGs(持続可能な開発目標)の経営への取り込みが加速し、持続可能性への貢献がビジネスにおける必須事項となる時代が始まっています。この動きは「食」にも波及しており、 2050年に90億人に達する世界人口を養うために2倍の生産量が求められる一方、有限な農地や水 資源、気候変動、食品ロスなどへの配慮が求められています。そのため、世界では、効率的な生産から加工、流通までを通したサプライチェーン全体での持続可能性を構築していく動きが始まっており、日本でも同様の取り組みが必要になりつつあります。
そこで、本セミナーではサプライチェーン全体で持続可能性を検討することをテーマにしています。第1部にて、環境省、農水省の担当高官及び欧州における“持続可能性×ビジネス”をリードしてきたDSMにより、食の環境対策や持続可能性に関する課題を提起します。また、第2部では、食に関わるステークホルダーと共に、日本国内の生産、加工、流通と食のサプライチェーンを包括的に考察します。
■日時:2019年3月27日(水)14:00-18:00(18:00-20:00 懇親会)
■場所:虎ノ門ヒルズ4階ホール B(東京都港区虎ノ門一丁目23番1号~4号)
■主催:DSM株式会社
■言語:英語および日本語(同時通訳あり)
■定員:200名
■参加費:無料
■プログラム
14:00~14:05
開会挨拶
中原雄司氏 DSM株式会社 代表取締役社⻑
14:05~14:15
メッセージ DSMの目指すサステナビリティ
Dimitri de Vreeze Royal DSM経営会議ボードメンバー・欧州化学工業連盟理事
14:15~14:35
来賓講演 『日本版SDGs : 業界協業がもたらす持続可能な地域循環共生圏』および食のサプライチェーンの可能性』(仮)
森下哲氏 環境省地球環境局⻑
14:35~14:55
講演 『畜産における持続可能性の実現とイノベーション』(仮)
David Nickell DSMアニマルニュートリション サステナビリティ担当 ヴァイスプレジデント
14:55~15:15
来賓講演 『持続可能な農林水産業の実現に向けて~未来の子どもたちに「食」と「環境」を継承するために~』(仮)
島田和彦氏 農林水産技術会議事務局研究総務官
15:30~17:30
パネルディスカッション
モデレーター:末吉竹二郎氏 国連環境計画金融イニシアチブ特別顧問
パネリスト:
江田麻希子氏 世界経済フォーラム 日本代表
中原雄司氏 DSM株式会社 代表取締役社⻑
吉川美樹氏 三井物産株式会社 執行役員食料本部⻑
土橋裕司氏 日清丸紅飼料株式会社 常務取締役品質保証部⻑
石橋弘行氏 キユーピー株式会社 CSR部部⻑
三宅香氏 執行役環境・社会貢献・PR/IR担当
17:30~17:40
閉会挨拶
Cees Roels氏 駐日オランダ王国臨時代理大使
18:00~20:00
レセプション
■申込方法:必要事項を以下メールまでご連絡ください。
メール:dsm-forum@azw.co.jp
必要事項:社名、部署名、氏名、メールアドレス
※先着順。定員に達し次第締め切らせていただきます。
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