世界自然保護基金(WWF)英国支部は2月、国連食糧農業機関(FAO)の持続可能な常食の基準に則り、栄養価、環境インパクト、風味、素材へのアクセス、アクセプタビリティ、価格の6つの観点で優れた50の食材「Future 50 Foods(未来の50食材)」を発表した。ユニリーバ傘下の食品大手クノールも協力した。
今回選ばれた50食材には、豆、ワイルドライス、ケール等のよく知られたものから、フォニオ、カボチャの花、サボテン等のあまり知られていないものまである。一方、現在の世界の食糧は、12種の植物と5種の動物に75%を依存している。今回の50食材は、それよりも栄養価が高いとともに、今後予見される気候変動にも強い種が選ばれた。また栄養価が高いことから、生産農地面積を抑えることができ、同じく予見される人口増加に対応していくため重要だとした。
【参照ページ】WWF AND KNORR LAUNCH THE FUTURE 50 FOODS
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