消費財世界大手米P&Gは2月21日、化粧品開発での動物実験を2023年までに全廃することを目指す「#BeCrueltyFree」キャンペーンに参加したと発表した。同キャンペーンは、国際動物福祉NGOのHumane Society International(HSI)が2012年から展開。すでにラッシュ、H&M等も参加している。
#BeCrueltyFreeは、EUが化粧品の動物実験の実施と新たに動物実験された化粧品の販売を禁止したことを背景に、法律で禁止されていない国でも同様の取組を求める運動。P&Gは今回の参加により、安全性評価のための動物実験を用いないアプローチの開発の継続、動物実験を用いない代替法に関する教育やキャパシティービルディングのための共同プログラム、化粧品の動物実験を世界的に法律で禁止するための活動等に加わる。
P&Gは過去20年間、HSIや、HSIの親団体にあたるHumane Society of the United States(HSUS)、HSUSの政策アドボカシー団体Humane Society Legislative Fundと協働してきた。今回、同キャンペーン参加で、協力を一層強化する。
HSIは日本でも「#BeCrueltyFree」キャンペーンを展開。日本の消費者がすぐ購入できるお勧めのcruelty-freeな化粧品リストを公表している。
【参照ページ】Procter & Gamble Supports Worldwide Ban on Cosmetic Animal Testing, Joins Humane Society International’s #BeCrueltyFree Campaign
【参照ページ】プロクター・アンド・ギャンブルが全世界の化粧品の動物実験の禁止を支持し、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルの#BeCrueltyFreeキャンペーンに参加
【参照ページ】#BeCrueltyFree なショッピングを日本国内で楽しもう
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