英小売大手ウェイトローズが英Wirth Research(WR)の製品「EcoBlade」を活用し、店舗の冷却棚での電気使用量を大幅に削減する見込みであることが2月18日、明らかとなった。二酸化炭素排出量を最大25%削減できる。
同装置は、F1のレーシングカーに使われている流体力学を応用したもので、リサイクル可能なプラスチックでできている。このプラスチックを冷却棚の手元の端に据付けることで、冷風を効率良く活用できる。同時に、冷風が通路に流れ込むのを防ぐため、通路は暖かくなり、顧客を寒さから守ることができる。
ウェイトローズは、2019年末までに英353店舗でEcoBladeを導入する計画。英国では、セインズベリーやアズダも同様に、F1技術を活用した器具の設置を決めている。アズダは2018年9月、英Williamsの「Aerofoils」を157店舗に導入する。
【参照ページ】Racing car technology speeds onto shelves at Waitrose & Partners
【参照ページ】ASDA TO INSTALL F1-INSPIRED AEROFOIL TECHNOLOGY IN STORES
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