証券監督者国際機構(IOSCO)は2月7日、商品デリバティブ取引の価格形成に潜在的に影響を与える倉庫保管や受渡状況が一部に存在することが指摘されていた件で、「商品倉庫および受渡施設の健全な慣行」に関する最終報告書を公表した。2018年7月に報告書案を公表し、募ったパブリックコメントの内容を反映させたもの。
今回の報告書は、デリバティブ契約の原資産と、原資産または現物市場の商品から派生する金融商品「商品デリバティブ」の2つを対象としたもの。国毎に、監督、透明性、利益相反、料金とインセンティブ、運営の5つの分野が潜在的にデリバティブ価格形成に影響を与える可能性があり、「健全な慣行」を形成するため、5分野において望ましいあり方を提示した。
【参照ページ】証券監督者国際機構(IOSCO)が「商品倉庫および受渡施設の健全な慣行」の最終報告書をとりまとめました
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