英ケンブリッジ大学のサステナビリティ・リーダーシップ研究所(CISL)率いるInvestment Leaders Group(ILG)は1月31日、投資ファンドの環境・社会インパクトを算定する方法をまとめた報告書を発表した。投資ファンドのインパクト評価ニーズが高まる中、6分野について推奨される算定方法と今後の検討課題をまとめた。
Investment Leaders Groupに参加している機関投資家は、HSBC企業年金基金、HSBCグローバル・アセット・マネジメント、ステート・ストリート、ピムコ、チューリッヒ保険、フランス郵政公社、エイゴン・アセット・マネジメント、エーオン(Aon)、ファーストステート・インベストメンツ、ノルデア銀行、ヌビーン・インベストメンツ(Nuveen)、ユニオンバンケールプリヴェ(UBP)の12社。
今回インパクト評価方法をまとめたの6分野は、「ベーシック・ヒューマン・ニーズ」「ウェルビーイング」「ディーセント・ワーク」「資源希少性」「健全な生態系」「気候の安定性」。各々について、具体的なKPIとKPI算出方法を提示した。機関投資家とリテール向けファンドの双方に適用できるものとなっている。
国連持続可能な開発目標(SDGs)も、投資ファンドのインパクト測定の動きを後押ししている。
【参照ページ】Better measures needed to help savers choose investment products, new report finds
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