国連グローバル・コンパクト(UNGC)は2月1日、若者ビジネスパーソン向けに、国連持続可能な開発目標(SDGs)推進のためのプログラムを2つ発表した。ビジネスでSDGs達成を後押しするため、若者育成を行う。
1つ目のプログラムは、毎年開催している表彰制度「SDG Pioneers」。同賞は、SDGs(持続可能な開発目標)達成に資するビジネスイノベーションや創造性を発揮した個人を表彰するもので、2016年にスタート。UNGC署名機関からのみ応募でき、2016年の第1回目には100カ国以上から600名以上の応募があった。今年は、表彰対象を35歳以下のビジネスリーダーに重点を置く。
2つ目のプログラムは、新たに始まるアクション・ラーニング・ワークショップ「Young SDG Innovators Programme」。SDGsやイノベーション分野の先駆者から学ぶとともに、ビジネスモデルを変革させる課題に取り組む。同プログラムは、UNGCのデンマークの地域ネットワーク「グローバル・コンパクト・ネットワーク・デンマーク」が主催し、世界十数カ国で開催。開催国間のネットワーク化も進める予定。
両プログラムは、ツボルグ財団が資金を支援。ツボルグは、デンマーク飲料大手で、1970年にカールスバーグの子会社となった。
【参照ページ】United Nations Global Compact to engage young business professionals in advancing the Sustainable Development Goals
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら