
グリーンボンド・ガイドライン策定の国際NGOの英CBI(気候債券イニシアチブ)は1月22日、ASEAN地域のグリーンファイナンス市場をまとめた2つのレポートを発表した。ASEANは世界で第6位の経済力を誇るが、経済成長の裏には、大気汚染、水質汚染、森林破壊等の環境コストの代償が高くついている。現在ASEAN地域では2016年から2030年までに合計3兆米ドル(約330兆円)が必要と試算されており、グリーンファイナンスの重要性が高まっている。
今回発表のレポートの1つ目は、「ASEAN Green Finance State of the market」。グリーンボンドとグリーンローンの双方を含め、広く「グリーンボンド」と定義し、発行額や発行体の状況を分析した。ASEAN10カ国の過去累計発行額は50億米ドル(約550億円)。国別最高は…
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