投資運用世界大手米ブラックロックは1月22日、ESG型マネーマネジメントファンド(MMF)の新設を米証券取引委員会(SEC)に申請した。MMFは、換金性が高い追加型公社債投資信託で、投資先発行体の環境パフォーマンスを考慮するMMFは世界的に極めて新しい。名称は、「BlackRock Liquid Environmentally Aware Fund(LEAF)」。
同ファンドは、環境パフォーマンスが業界平均以上の債券発行体にのみ投資するとともに、資源採掘、化石燃料、石炭火力発電、原子力発電の売上が一定以上の企業には投資しない。さらに、運用管理手数料売上の5%をカーボン・オフセット購入に回す。
さらにブラックロックは、同ファンドとは別に、世界自然保護基金(WWF)の活動に毎年資金拠出をすることでもWWFと合意した。
ブラックロックは、運用資産総額で世界最大の運用会社。パッシブ運用をコア事業としており、MMF設定はコア事業でのアクションとなる。
【参照ページ】BlackRock to launch pro-environment money market fund
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