セブン-イレブン・ジャパンは1月21日、成人誌の販売を8月末までに中止する方針を決定し、出版取次を通じ出版社に同方針の通知を開始した。同日、日本経済新聞が報じた。さらに同日、ローソンも全店舗約15,000店で8月末までに販売を原則禁止すると発表。ファミリーマートも翌22日、成人誌販売を8月末で終了すると表明した。北海道等で「セイコーマート」を展開するセコマも、2019年末までに成人誌の取扱店舗をゼロにする。
成人向け雑誌(成人誌)の定義は、日本フランチャイズチェーン協会のガイドラインが定めており、各都道府県青少年育成条例等で定められた未成年者(18歳未満者)への販売・閲覧等の禁止に該当する雑誌及びそれらに類似する雑誌類のこと。成人誌はポルノ関連の情報を含むことが多く、をコンビニエンスストアで販売している日本の慣行については、海外から批判の声があり、2020年東京オリンピック・パラリンピック前に対策すべきという意見も上がっていた。また、コンビニエンスストアを活用する女性や子供への配慮もあると考えられる。
成人誌販売では、イオン系のミニストップが2017年末から全店舗で販売を中止。ローソンは、ローソン沖縄が運営する沖縄県全店舗231店で2017年11月から成人誌販売を中止しており、ファミリーマートも2018年4月から、直営店で販売を中止していた。
今回大手が販売中止を決めたことにより、国内のコンビニエンスストア店舗の9割以上で成人誌販売がなくなる。
【参照ページ】成人向け雑誌取扱い中止のお知らせ
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