国家サイバーセキュリティリスクで渦中にある中国IT大手ファーウェイ(華為技術)に対し、金融世界大手英HSBCと英スタンダードチャータードは、同社の事業リスクが極めて高いと判断し、同社向けの融資含む新たな金融サービス提供を禁止した模様。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの12月20日の報道によると、HSBCはすでに昨年同方針を決定していたという。米シティグループも、同社向けの新たな金融サービス提供の審査レベルを高めている。
HSBC、スタンダードチャータード、シティグループの3社は、中国国内を含めたアジア全域で大きなシェアを持つ金融機関。同3社が融資を制限するとファーウェイは中国国外からの資金調達が非常に行いづらくなる可能性が高い。
ファーウェイに対し金融サービスを提供している他のJPモルガン・チェース、INGグループ、ANZ銀行グループは、ウォール・ストリート・ジャーナル紙からの問い合わせに返答していない。
【参考ページ】Some Global Banks Break Ties With Huawei
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら