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【アメリカ】英ロイター、J&Jのベビーパウダー・アスベスト混入訴訟で、同社は事前に把握していたと非難

 医薬品世界大手米ジョンソン・エンド・ジョンソンは、同社製ベビーパウダーのタルクに発がん性のあるアスベストが含まれていた疑いで多数の訴訟が起こされている件に関し、少なくとも1970年代からその事実を知りながら隠した疑いがあることがわかった。英紙ロイターが同社の内部報告書やメモ、供述書等を独自に調査した結果を12月14日に報じた。同社に対しては、集団訴訟を含め約11,700人が提訴している。

【参考】【アメリカ】J&J、ベビーパウダーに含まれるタルクを巡る裁判で再び敗訴。約5300億円賠償命令(2018年7月17日)

 同案件については、すでに一部の裁判ではジョンソン・エンド・ジョンソン側の敗訴判決が出ているものの、同社はベビーパウダーにアスベストが含まれていたことを否定し、控訴する等これまでに否を認めてこなかった。しかし、ロイターの報道によると、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、1971年から2000年代前半の間に、原料のタルクや加工後のベビーパウダーに少量のアスベストが含まれているという検査結果が出ていた。同社の経営幹部や鉱山管理者、科学者、医者、弁護士等はその事実を知り協議していていながらも、事実を公にしなかったという。

 これまで、ジョンソン・エンド・ジョンソンのアスベスト・ベビーパウダーに関する問題では、ジョンソン・エンド・ジョンソンが提出した多くのドキュメントが裁判所に秘匿資料扱いの申請がされているため、内容が不明だった。今回のロイターの調査では、これまで明かされていなかった内容が数多く明るみに出たと、ロイターは主張している。

 ロイターの報道を受け、同日のジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は10%以上暴落。投資家も大きな関心を寄せたことがわかった。これに対しジョンソン・エンド・ジョンソンは17日、ニューヨーク・タイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙等に全面広告を出し反論。同社のタルクとベビーパウダーの安全性は科学的に証明されていると主張した。同社のアレックス・ゴースキーCEOもテレビ・インタビューに出演し反論を行い、さらにウェブサイト上でも急遽ページをリリースし、製品の安全性を強調した。

【参考ページ】Johnson & Johnson knew for decades that asbestos lurked in its Baby Powder
【参考ページ】J&J moves to limit impact of Reuters report on asbestos in Baby Powder

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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