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【アメリカ】カリフォルニア州政府、2020年からの新築住宅太陽光パネル設置義務化を最終承認

 米カリフォルニア州建築基準委員会(CBSC)は12月5日、「2019年建築省エネ基準」を承認した。これにより、同州エネルギー委員会(CEC)が5月に可決した新築住宅への太陽光発電パネルの設置義務化が最終承認された。新基準は2020年1月1日から適用される。

【参考】【アメリカ】カリフォルニア州、新築住宅に太陽光発電パネルの設置義務化を決定。全米初(2018年5月16日) 

 新基準では、同州で建築される単世帯住宅および3階建までの複数世帯住宅に太陽光発電システムの設置が義務付けられる。同様の措置は全米初。発電された電力は自家消費し、電力使用量を引き下げる。同基準は、熱ポンプや蓄電バッテリー等も組み合わせ、住宅でのエネルギー使用量半減を狙う。

 太陽光が少ない屋根や電力価格が著しく低い場合には、同基準の適用が免除される。また、今後は、地域での太陽光発電オプションを選択した場合に屋根への太陽光発電パネル設置を免除する措置の検討も進める。

【基準】2019 Building Energy Efficiency Standards
【参照ページ】Energy Commission Adopts Standards Requiring Solar Systems for New Homes, First in Nation

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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