欧州の消費者団体7機関は11月27日、グーグルがEU一般データ保護規則(GDPR)に違反しているとして各国の規制当局に訴えた。加わったのは、ノルウェーのForbrukerrådet、オランダのConsumentenbond、ギリシャのEkpizo、チェコのdTest、スロベニアのZveza Potrošnikov Slovenije、スウェーデンのKonsumenter、ポーランドのFederacja Konsumentów。
7機関は、グーグルが、スマートフォンの「位置履歴」機能や「ウェブ・アプリ・アクティビティ」機能から、ユーザーの位置情報を不当に収集していることを問題視。また、グーグルが様々な手を尽くして同機能がオフにされないようにしており、さらにその機能によりどのような情報が取得されるのかを率直に伝えていないという。
この点が、GDPRが義務化する、個人情報取得の不当慣行や、取得を拒否する選択肢を正当に与えないことにつながると主張している。
【参照ページ】Consumer groups across Europe file complaints against Google for breach of GDPR
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