国際環境NGOネットワーク「Unfriend Coal」は11月22日、欧州の保険大手4社が引き続きポーランドの石炭産業を支援しているというす調査結果を発表した。独Talanx、墺ウィーン保険グループ(VIG)とUNIQA、ポーランドのPZUの4社が、ポーランドの7GWの石炭火力発電所新設を後押ししているという。
Unfriend Coalが2月にポーランドの石炭ビジネスを保険業界が支援しているというレポートを発表して以降、すでにアリアンツ、ゼネラリ保険、ミュンヘン再保険は石炭火力発電所の保険引受を停止または制限する方針を発表した。
Unfriend Coalは今回、2013年以降に石炭採掘及び石炭火力発電の既存及び新設プロジェクトに関する33件の保険を引き受けた保険会社を特定。Talanx子会社のTuir Wartaとミュンヘン再保険子会社のErgo Hestiaが17件ずつ、PZUが16件、アリアンツとゼネラリ保険が13件ずつ、UNIQAが5件、VIG子会社のInterriskとGothaer Polandが2件ずつに関与していた。
【参照ページ】Insurers’ support for Polish coal poisons air at climate summit
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