電子機器業界サステナビリティ推進機関RBA(責任ある企業同盟、旧EICC)は11月12日、製造業での労働慣行改善に向けた新たなイニシアチブ「Worker Well-Being」を発足したと発表した。2019年はアジアでの製造業サプライチェーンを主なターゲットとし、その後は対象地域を拡大する計画。
Worker Well-Beingイニシアチブの主な内容は、
- 業界全体での包括的な製造業労働者調査の実施
- 労働者への健康認知向上教育
- 労働者健康プログラムの国を超えたベストプラクティス収集
- 労働マネジメント研修及びツールの強化
- 労働者に影響を与える重大な課題について外部専門家やステークホルダーとの協議
今回のイニシアチブは、製造業に関わる労働者の健康及びウェルビーイングの改善に向けて、まず課題が多いと言われるアジア地域からの現状把握から開始。労働者から直接声を収集し、改善ポイントを探る。そして、個別企業の対応では難しい問題も含め、業界全体での改善に乗り出す。最終的には、現状を把握するデータ収集体制を確立し、長期的なポジティブインパクトを生み出す状態を目指す。
【参照ページ】Responsible Business Alliance Initiative Launched to Advance Worker Well-Being
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら