米SASB(米国サステナビリティ会計基準審議会)は10月24日、SASBスタンダードの今後の運用について助言を与える諮問委員会「Standards Advisory Group(SAG)」の委員87人を発表した。米国以外からも幅広い業界の関係者を招聘した。委員の多数は、グローバル企業のIR、サステナビリティ、リスクマネジメント部門、機関投資家、NGO等の関係者。
同諮問委員会は、「消費財」「金融」「資源採掘・加工」「食品・飲料」「ヘルスケア」「化学」「インフラ」「サービス」「技術・通信」「再生資源・代替エネルギー」「輸送」の11業界について、各々委員を選任した。
「消費財」では、NIKE、ユニリーバ、ロレアル、GAP、コルゲート・パーモリーブ、eBayの他、アリババ・グループも選ばれた。「金融」では、ウェルズ・ファーゴ、ブラックロック、バンク・オブ・アメリカ、ニューバーガー・バーマンの他、UBSグループ、チューリッヒ保険、HSBC、カナダロイヤル銀行も選ばれた。「食品・飲料」では、ペプシコ、ケロッグ、ダノン、フィリップモリスインターナショナル、ゼネラル・ミルズ、UBSアセットマネジメント、FAIRR等が選ばれた。
日本人及び日本企業では、唯一「ヘルスケア」にエーザイが入ったのみ。
【機関サイト】Standards Advisory Group
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら