欧州投資銀行(EIB)、ドイツ復興金融公庫(KfW)、フランス開発庁(AFD)は10月12日、世界の海洋汚染緩和に向けたプロジェクトを支援する5年間のイニシアチブ「Clean Oceans Initiative」を発足した。20億ユーロ(約2,600億円)のファイナンスを提供するとともに民間投資も呼び込む。海洋プラスチックを主要な対象としつつ排水改善も対象とに含める。地域的にはアジアの発展途上国の河川及び沿岸部を優先する。
同イニシアチブは、具体的な取組分野として4つを設定した。「地上、河川、海洋のプラスチックを主とした廃棄物の回収、事前処理、リサイクル」「船舶及び海上輸送からの海洋ごみ削減」「プラスチック防止措置、プラスチック等原料のリサイクル市場開発、市民の認知向上」「河川・海洋へのプラスチック及び汚染物質排出を除去する排水処理場の導入」。
【参照ページ】Declaring war on plastic to save our oceans: the world’s major climate financiers EIB, KfW and AFD launch a 2-billion euros initiative
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