米従業員働きがい調査機関Great Place to Work Instituteは10月15日、世界の働き方トップ25社表彰の「World's Best Workplaces 2018」を発表した。「Great Place to Work(GPTW:働きがいのある会社)」表彰は、世界各地域毎の表彰があるが、「World's Best Workplaces」はそれの国際版。グローバル企業のみがエントリー対象となる。2018年の首位はセールスフォース・ドットコム。日本企業の入賞は0社。
「World's Best Workplaces」は、世界グループ全体で従業員5,000人以上の企業で全従業員の40%以上が海外社員でなければらなない。そのうち、58ヶ国で実施されているGPTW表彰で上位5番目までに入った企業のみがエントリー対象となる。GPTW調査では、企業人事による回答だけでなく、従業員への匿名調査が主な評価データとなっており、今回の調査でも海外社員が調査対象なっているほど特別加点される。
World's Best Workplaces 2018ランキング
- セールスフォース・ドットコム(米国)
- ヒルトン・ホテルズ&リゾート(米国)
- マース(米国)
- イントゥイット(米国)
- アデコグループ(スイス)
- DHL(ドイツ)
- Mercado Libre(アルゼンチン)
- シスコシステムズ(米国)
- ダイムラー・ファイナンシャルサービス(ドイツ)
- SAS Institute(米国)
- ナショナルインスツルメンツ(米国)
- ストライカー(米国)
- SAP(ドイツ)
- ハイアットホテルアンドリゾーツ(米国)
- ケイデンス・デザイン・システムズ(米国)
- アッヴィ(米国)
- アメリカン・エキスプレス(米国)
- SCジョンソン(米国)
- EY(英国)
- アドミラル・グループ(英国)
- 3M(米国)
- Belcorp(ペルー)
- アドビシステムズ(米国)
- ナチュラ(ブラジル)
- スコシアバンク(カナダ)
働きがいは、ESG評価のS「社会」でも重視されてきており、客観的証拠としてGPTWを活用するグローバル企業が増えてきている。
【ランキング】World's Best Workplaces 2018
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