Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】スターバックス、アルバイト社員向け育児・介護支援制度拡充。民間サービス費用を企業が負担

 コーヒーチェーン世界大手米スターバックスは10月9日、米国のアルバイト社員の育児・介護を支援する制度を開始すると発表した。ベビーシッターや介護者を手配できる企業サービス「Care@Work」のプレミアム会員資格費用を全額スターバックスが負担する。費用は年間約150米ドル(約1.7万円)。現在、米国のアルバイト社員は約18万人。Care@Workは米care.comが提供。

 スターバックスはすでに、従業員福利厚生プログラムを通じた精神保健給付や 有給育児休暇制度を提供している。さらに2018年初めには、アルバイト社員とその家族の疾病時に利用できる有給傷病休暇制度を導入していた。

 今回のCare@Workプレミアムサービスでは、年に10回まで、育児・介護のケアを時給1米ドル(約110円)で手配、もしくは託児所に1日5米ドル(約550円)で子供を預けられる。さらにアルバイト社員は、介護に役立つ情報や、長期介護に関する住宅、資金、法的懸念の専門ガイダンスも無料で受けられる。

 米政府統計では、2016年には200万人が育児を理由に退職。高齢者介護の負担も増えてきている。公共政策研究所(AARP)の報告によると、現在米国では5人に1人が高齢者介護を抱えており、約70%が介護のために休暇をとったり、仕事の調整をしなければならないと答えている。
 
【参照ページ】New Starbucks benefit offers backup child and adult care

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。