国際金融公社(IFC)とアパレル大手米GAPは10月4日、パキスタンにあるGAPの生産委託先工場での資源効率と長期的サステナビリティ改善に取り組むことで合意した。IFCがGAPの委託先工場の資源効率を評価し、水、エネルギー、化学物質等の資源の削減に助言を行う。GAPにとっては、競争力とサステナビリティ向上の効果が期待されている。
今回の合意は、IFCが進める民間企業での資源効率向上に向けた施策の一環。パキスタンは、アパレル業界がGDPの9%を生み出しており、綿製品輸出で世界第4位。同国輸出の約60%を繊維製品が占める。また同国の産業用水の70%をアパレル業界が消費しており、IFCの試算ではパキスタンでのアパレル業界のエネルギー消費量は約22%削減できるという。
【参照ページ】IFC to Help Retail Clothing Brand, Gap Inc. Pakistan, Improve Resource Efficiency
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