マレーシアのヨー・ビー・イェンヌ・エネルギー・技術・科学・環境・気候変動大臣は9月24日、使い捨てプラスチック製品の使用を2030年までに全面的に禁止し、使い捨てビニール袋には課税する方針を発表した。プラスチック製品の禁止に踏み切るのは東南アジアでは初。来月詳細な計画を明らかにする。
同国では連邦領大臣が9月22日、2019年1月1日から同国を代表する都市クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアンで使い捨てプラスチック製ストローの使用を全面禁止すると発表。違反企業には2020年から貿易・食品取扱事業免許が更新されないとしており、同国の事業者は大きな転換が迫られる。
イェンヌ大臣は、マレーシアはプラスチック廃棄物汚染で世界ワースト8位と表明。2017年にはプラスチック製品の輸出は世界25位でASEAN内では4位。産油国でもあるマレーシアだが、イェンヌ大臣は、国内のプラスチック産業を壊滅される意図はないものの、より環境に配慮した製品を作る準備が必要だと指摘した。
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