アジアインフラ投資銀行(AIIB)は8月27日、アジアの都市を環境、社会、経済の面で持続可能にしていくための新たな戦略案「Sustainable Cities Strategy」を発表した。10月21日までパブリックコメントを受け付ける。同戦略案の背景となっている研究報告書「Study on Sustainable Cities」も同時に公表された。
AIIBは、今後アジアでの人口は増加し、天然資源へのストレスも高まる中、さらに気候変動により生活は脆弱になると指摘。持続可能なインフラの整備は急務だと主張した。戦略案では、「グリーン」「レジリエント」「効率の良い」「アクセス可能な」「繁栄(Thriving)」の頭文字をとり「GREAT」と名付けた戦略が、今後の都市づくりには不可欠になるという。
戦略案は、序文、ビジョン、優先度や実行アプローチ等、全23項目で構成。AIIBの今後の戦略の柱が掲げられている。
【参照ページ】AIIB Opens Public Consultation on Draft Sustainable Cities Strategy
【戦略案】Public Consultation: Draft Sustainable Cities Strategy
【報告書】Study on Sustainable Cities
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