英チャールズ皇太子主導の機関Prince’s Accounting for Sustainability Project(A4S)は、英投資運用大手AVIVA Investorsと協働で、投資バリューチェーンの中で国連持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定合意を統合していく提言をまとめた報告書「Financing our Future」を発表した。国連総会の中で紹介された。英保険販売大手エーオンも協力した。
A4Sは今年7月、世界の金融機関大手の取締役会議長、CEO、最高投資責任者(CIO)等を招待したフォーラム「Finance Leaders' Summit」を開催。チャールズ皇太子の招きにより、バンク・オブ・アメリカ、HSBC、イングランド銀行、世界銀行グループ、証券監督者国際機構(IOSCO)、ブラックロック、ムーディーズ、S&Pグローバル、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)、ABNアムロ、ノルデア銀行等が参加した。
今回の報告書では、投信用業界の各プレーヤーが、取り組むべき内容をまとめ提言している。対象者は、アセットオーナー、運用会社、投資コンサルタント、銀行、信用格付機関、証券取引所、証券取引委員会等当局、企業、その他規制当局、そして個人。
提言の内容は、一貫性のある擁護の定義、持続可能な結果を生むファンドへの投資、報告基準への準拠、外部性へのプライシング、個人のアクションを促すための説得力のある証拠構築等。
【参照ページ】A4S and Aviva Investors launch report outlining actions to help deliver a global sustainable financial system
【報告書】FINANCING OUR FUTURE
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