米電力会社業界団体のエジソン電気協会(EEI)は8月27日、米業界企業向けにESG情報開示フォーマットを発行した。エジソン電気協会は、米国の全民間電力会社が加盟する組織。海外の電力会社90社も国際会員として加盟している。
エジソン電気協会は、電力各社のESGデータを投資家が横断比較できるよう、今回情報開示フォーマットを作成した。作成に当たっては、金融市場関係者や電力会社関係者を集めたワーキンググループを組成。素案は2017年12月に発表されていた。
テンプレートでは、電源構成、二酸化炭素排出量、設備投資、資源等の定量情報や、コーポレートガバナンスや戦略に関する定性情報まで、業界特有の情報項目を幅広くカバーした。
今回の初版発行に参加した企業は、数週間以内に2017年データの開示を、同フォーマットを用いて行うことになっている。
【参照ページ】EEI LAUNCHES INDUSTRY-WIDE ENVIRONMENTAL, SOCIAL, GOVERNANCE, AND SUSTAINABILITY REPORTING TEMPLATE
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら