アパレル世界大手米リーバイ・ストラウスは7月31日、新たな気候変動戦略を発表。自社での二酸化炭素排出量を2025年までに90%削減し、サプライチェーン全体の二酸化炭素排出量も2025年までに40%削減する。同目標はすでに科学的根拠に基づく排出削減目標イニシアチブ(SBTi)から承認を得た。
自社での二酸化炭素排出量削減では、自社所有事業所での事業電力を100%再生可能エネルギーに転換する。また、省エネ設備をさらに導入するとともに、事業所内に太陽光発電パネルを敷設する。
サプライチェーン全体での二酸化炭素排出量では、生産委託先事業者での排出削減が中心となる。そのため、国際金融公社(IFC)がバングラデシュで実施しているアパレル業界環境改善プログラム「PaCT」を世界的に展開する。PaCTでは、アパレル事業者に専門知識や低金利融資を提供し、エネルギーや水消費を改善する官民連携プログラム。リーバイスは、発展途上国で多くの製品を生産しており、途上国での二酸化炭素排出量を大規模に削減していく。
【参照ページ】LEVI STRAUSS & CO. LEADS INDUSTRY WITH NEW CLIMATE ACTION STRATEGY
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら