金融世界大手英バークレイズは7月25日、40歳未満のミレニアル世代ではESG投資への関心が高いと発表した。一方で40歳以上の世代ではESG投資への関心が非常に低いこともわかった。
バークレイズは、2015年に英個人投資家2,000人、2017年に英個人投資家1,000人にアンケート調査を行いESG投資に関する関心を分析した。今回の調査では、ESG投資は、投資ポートフォリオでESG要素考慮する手法から特定のサステナビリティテーマに積極的に焦点を当てた投資まで幅広いものと定義されている。
(出所)バークレイズ
ESG投資への関心は、20代以下では約50%、30代でも40%超と関心の高さが伺えたが、40代は10%超、50代は9%、60代はわずか3%と非常に低かった。バークレイズは、40歳未満のミレニアル世代はESG投資に関心があるだけでなく、実際にESG投資を実施しているといい、今後若い世代の投資需要を掴むため、ESG投資商品開発を進めると表明した。一方、高年齢層は投資資産が大きく、今後インパクト投資への認識の拡大に取り組んでいく意向を示した。
【参照ページ】Millennial generation most interested in investing to make a positive impact on the world, but older generation needed more urgently
【レポート】Investor motivations for impact: A behavioural examination
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