国連環境計画(UNEP)とグーグルは7月16日、自然環境保護の分野で国際パートナーシップを締結したと発表した。グーグル・アース・エンジン分析と視覚化ツールにより地球の環境データを測定し、中央政府や地方政府がリアルタイムで情報を把握し適格な環境政策を展開できるようにする。
UNEPとグーグルのパートナーシップは長期的なものを前提としており、オープンソースの環境データベースと国連持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた情報プラットフォームを構築する。今回第1弾として、真水をテーマとし、山、森、湿地帯、川、貯水池、湖に関するデータ環境を整備する。真水は、世界の水の0.01%に過ぎないが、世界の種の10%が生息しており、生物多様性の宝庫。グーグルは、大量の並行クラウド演算技術を動員し、水に関する生態系のデータと地理空間マップを定期的に作成していく。
両者はさらに、欧州委員会の合同調査センター(JRC)、欧州宇宙機関(ESA)、米航空宇宙局(NASA)とも連携する。
【参照ページ】UN Environment and Google announce ground-breaking partnership to protect our planet
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