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【アメリカ】マリオット、世界全ホテルで2019年7月までにプラスチック製ストローとマドラー廃止

 ホテル世界大手米マリオット・インターナショナルは7月18日、プラスチック製のストローとマドラーの使用を2019年7月までに禁止すると発表した。同社の世界中の全ホテルチェーン30ブランド、6,500以上の全ホテルに適用する。米ホテルチェーン大手の中でプラスチック製ストローの廃止を世界中で実施するのは同社が初。同社は、本社でも同様にプラスチック製のストローとマドラーの使用を禁止する。

 同社は、年間でプラスチック製ストローを10億本、プラスチック製マドラーを2.5億本消費しておりこれら全てが削減できると試算している。アーン・M・ソレンソCEOは理由について「プラスチック製ストローの廃止は、宿泊客がプラスチック消費の削減に貢献できる最も簡単な方法の一つ。顧客の間でもプラスチック問題への関心や課程で消費を減らす取組がすでに始まっている。当社は、責任ある事業運営にコミットしており、毎晩1,000万人以上の宿泊客
とともにプラスチック依存を減らす強力な一歩となると考えている」と表明した。プラスチック製マドラー廃止後は、ストローを要望する顧客には代替ストローを提供する。

 他にもマリオット・インターナショナルは今年初め、ホテル450ヶ所で、室内バスルームのシャンプー等の小型プラスチック容器を大型の据え付け用容器に転換し、ゴミを減らす取組を開始。今年末までに北米1,500ヶ所以上で設置を拡大する計画をしている。れこにより、年間で3,500万以上のプラスチック容器を削減できるとしている。

 同社は、2050年までに、消費量に多い10品目で埋立廃棄物を45%削減する目標を2017年に設定。他にも環境目標や社会目標を定めた。
 
【参照ページ】Marriott International to Remove Plastic Straws Worldwide by July 2019

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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