世界グリーンビルディング協会(WorldGBC)は6月14日、欧州のグリーンビルディング協会と欧州の銀行37社が新たな省エネ住宅ローン・パイロット制度を発足したと発表した。EUのイニシアチブ「省エネ住宅ローン・アクションプラン(EeMAP)」が策定する省エネ不動産の統一基準を活用し、低金利ローンを開発する。
WorldGBCの欧州ネットワークに参加しているのは、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポーランド、フィンランド、クロアチア、アイルランド。
また今回パイロット制度に参加する銀行は、BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル、BPCEグループ、預金供託金庫、ABNアムロ、ING、ラボバンク、トリオドス銀行、BNPパリバ・フォルティス、ノルデア銀行等。
今回の制度では、省エネ性能の高いグリーンビルディングの資産価値が高く評価され、投資リスクが低くなっていることを背景に、省エネ住宅ローンへの低金利制度を開発する。
EUが進める「省エネ住宅ローン・アクションプラン(EeMAP)」は、2017年6月に発足。欧州住宅ローン連盟の欧州カバード・ボンド会議(EMF-ECBC)、英国王立チャータード・サベイヤーズ協会(RICS)、WorldGBCの欧州ネットワーク、英保険代理大手エーオン、ヴェネツィア大学等が主導している。
【参照ページ】Major European banks launch new green mortgage scheme
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