国際サッカー連盟(FIFA)は5月29日、FIFAの活動関連の業務において人権侵害を受けたと訴える人権活動家や報道関係者のための苦情処理メカニズムを導入した。同時に人権活動家や報道関係者の人権を尊重、保護すると規定するFIFA人権ポリシー11条の内容を改めて強調する声明も発した。FIFAは過去1年間、幅広い関係者、専門団体、FIFA人権諮問理事会等から情報収集を進めていた。
苦情処理メカニズムは、オンライン上で誰でも匿名で投稿できる。オンラインサイトは外部プロバイダーが管理し、最高レベルのデータプライバシーとセキュリティを採用した。FIFAは、人権ポリシーや声明の内容を踏まえた上で、全ての投稿に対し回答する予定。
【参考】【国際】国際サッカー連盟FIFA、人権諮問理事会が初の人権レポート公表。33のアクション提言(2017年11月19日)
【参考】【国際】FIFA、新たな人権ポリシーを制定。大会建設現場での人権保護と選手の差別禁止を強化(2017年7月2日)
【参照ページ】FIFA launches complaints mechanism for human rights defenders and journalists
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