米アイスクリーム大手ベン&ジェリーズと国際環境NGOの350.orgのオーストラリア支部は4月26日、化石燃料ダイベストメント・キャンペーン「Freeze Fossil Fuels」を開始した。オーストラリア国民に地方政府に対し化石燃料ダイベストメントを実行するよう呼びかけた。オーストラリア地方政府ではすでに35政府が化石燃料ダイベストメントを宣言。地方政府は全部で約500。今回のキャンペーンは宣言する地方政府の数を増やすことが狙い。
同キャンペーンでは、350.orgオーストラリアが、オーストラリア地方政府の化石燃料ダイベストメント状況をまとめた特設サイト「Freeze fossil fuels」を通じ、オンライン署名を募集。さらにオーストラリア主要都市5ヶ所で4月27日から5月4日まで、化石燃料ダイベストメントの意義を伝導するイベントを実施した。そのうち3ヶ所では、ベン&ジェリーズが無料アイスクリーム提供を実施するとともに、署名に参加するよう訴えた。
ベン&ジェリーズは、現在の人気フレーバーの原材料生産が気候変動により陥っていると危機感を表明。2020年までに「フレーバー墓場」が生まれるかもしれないと伝えた。フレーバーを続けていくためにも気候変動へのアクションが必要だとベン&ジェリーズは訴えた。
ベン&ジェリーズは現在、消費財世界大手英蘭ユニリーバのグループ会社。
【参照ページ】Ben & Jerry’s and 350.org Australia launch campaign to put a freeze on fossil fuels
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