仏水処理大手ヴェオリアの英国法人ヴェオリアUKは4月16日、有機廃棄物のEコマースサイト「BioTrading」を開設すると発表した。同サイトは、一般販売やオークション販売のプラットフォームで、買い手と売り手が直接売買できる。扱われる商品は、食品廃棄物、再販売可能な食品類、有機性の産業廃棄物、農業廃棄物、バイオディーゼル残渣、バイオエタノール残渣、下水スラッジ、産業スラッジ、木材等。
現状の有機廃棄物の売買チャネルは、細分化、複雑化されており、価格比較も容易ではない。ヴェオリアUKは、同サイト開設により、取引拡大によるサーキュラーエコノミー推進を目指す。英国では年間1億tのオーガニック商品を生成されている。
同サイトは、誰でも購入が可能。想定される買い手は、農業、水処理、建設、食品、バイオディーゼル、バイオエタノール業界等。需要が高ければ運搬サービス提供も検討している。
【参照ページ】Veolia launch new online marketplace for organic resources in the UK
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