米ESG投資分野アドボカシーNGOのCeresは4月25日、米国大手約600社のサステナビリティに関する進捗状況を分析し、10業種のマテリアリティについて分析した報告書を発表した。今回発表された10業種は、「金融サービス」「食品」「アパレル」「保険」「石油ガス」「小売」「ソフトウェア」「ハードウェア」「輸送」「電力」。
同報告書には、各業種について、マテリアルとなるイシュー、大企業の対応状況、業界トレンドをまとめた。Ceresは2018年2月、2020年までに各企業が達成すべき業界横断の34事項を設定した「Ceres Roadmap for Sustainability」を発表。ガバナンス、情報開示、ステークホルダー・エンゲージメントのアカウンタビリティ3分野、事業運営、サプライチェーン、輸送・ロジスティクス、製品・サービス、従業員のパフォーマンス5分野で、合計34事項で目標を掲げた。このうち、製品・サービスを除く26事項について、米大手600社の状況を分析し、発表したのが「Turning Point」。企業分析はESG評価機関大手仏VigeoEirisが委託を受けて実施した。
今回発表した業界毎分析レポート「TURNING POINT Sector Analysis」は、「Turning Point」の内容を業界毎に深掘りしまとめた報告書。「Turning Point」は合計21業種の企業があったが、そのうち10業種に絞り今回分析を行った。分析対象となった業界毎の企業名も記載されている。
【参照ページ】It is time to scale up
【レポート】Sector Performance
【レポート】TURNING POINT: Corporate Progress on the Ceres Roadmap for Sustainability
【ロードマップ】Ceres Roadmap for Sustainability
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