国連責任投資原則(PRI)は4月12日、欧米主要機関投資家18機関が参加する低炭素経済推進イニシアチブ「Transition Pathway Initiative(TPI)」とパートナーシップを締結し、TPIの事務局機能を担うと発表した。TPIの活動を全面的に支援する。
TPIは、2017年1月にロンドン証券取引所で開催されたイベントで発足したイニシアチブ。英環境保護庁年金基金と英国国教会National Investing Bodiesが主導し、運用資産総額は8兆米ドル(約920兆円)。二酸化炭素排出量の多い業界に対し、企業の環境パフォーマンス改善やマネジメント手法に関するエンゲージメントを実施している。これまでFTSE Russellのデータを用いて7業界138社を評価。評価業務はロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのグランサム気候変動環境研究所が担当。
TPI議長は引き続き、英国国教会年金委員会のChurch Commissionersに属するAdam Matthews氏と、英環境保護庁年金基金のFaith Ward氏が共同で務める。
【参照ページ】Transition Pathway Initiative to partner with PRI
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