紛争鉱物フリー推進イニシアチブの「責任ある鉱物イニシアチブ(RMI、旧CFSI)」、中国商務部直属の中国五鉱化工進出口商会(CCCMC)、CCCMCが設立した「責任あるコバルトイニシアチブ(RCI)」は4月10日、コバルト精製事業者向けの第三者保証ガイドライン案「CCCMC Draft Cobalt Refiner Standard」を策定した。5月9日までパブリックコメントを募る。
RCIは、CCCMCが経済協力開発機構(OECD)の協力を得て2016年11月に設立。「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーのためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」を基に、コバルトのサプライチェーンから児童労働等の人権問題を払拭するガイドラインを検討してきた。この動きに、紛争鉱物の国際的イニシアチブRMIが合流し、今回の原案が誕生した。
【参考】【国際】アムネスティ、DRCコバルト採掘での児童労働・有害労働レポート公表。ソニーも評価対象(2017年11月24日)
【参照ページ】Public consultation on CCCMC Draft Cobalt Refiner Standard
【ガイドライン】COBALT REFINER SUPPLY CHAIN DUE DILIGENCE STANDARD
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