たばこ世界大手英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は3月15日、2017年のアニュアルレポートとサステナビリティレポートを発表し、電子たばこ等健康リスクの少ない製品へのシフトを鮮明に表明した。低リスクたばこの売上は2017年に約5億米ドルだが、2018年に10億米ドル、2022年に50億米ドルを目指す。BATは、加熱式たばこや無煙たばこを総称して「Next Generation Product(NGP)」と呼び、これまでに25億米ドル投資している。
同社のNicandro Durante CEOは、低リスクたばこへの転換に関し、「たばこ及びニコチン産業は大規模な変化の時代に突入している。私たちはこの変化をリードしていきたい。公衆衛生への関心の高まり、社会のたばこに対する態度の変化、新技術の急速な発展により、消費者が低リスクたばこや低リスクニコチン商品を志向するようになってきている」とコメントした。
BATは日本でも、ケント、ラッキーストライク、クール等のたばこを販売している。2017年には米たばこ大手レイノルズ・アメリカンを買収した。
【参照ページ】British American Tobacco underlines commitment to transforming tobacco in latest Group reports
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