カナダ不動産大手Ivanhoé Cambridgeと仏保険大手Natixis Assurancesは3月7日、気候債券イニシアチブ(CBI)から欧州初のグリーン商業不動産ローン認定を受けた。認定を受けたのは、パリ市に建設予定の「DUO towers」への融資4億8,000万ユーロ(約630億円)。融資は、クレディ・アグリコルの投資銀行子会社クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクが主幹事を務め、BNPパリバ、ドイツファンドブリーフ銀行、バンク・ポスタル、BECM、ナティクシスが提供した。
同グリーン商業不動産ローンは、Natixis Assurancesが認定取得代理店となり、セカンドオピニオン提供は独Oekom researchが実施。二酸化炭素排出量やエネルギー消費量が少ない低炭素ビルと認めた。グリーンビルディング認証であるLEED® Platinum、HQE、Effinergie+ energy performanceを獲得。さらに、健康ビルディング認証「WELL」も取得している。
【参照ページ】Ivanhoé Cambridge and Natixis Assurances obtain Europe’s first green certification of a commercial real estate loan for DUO towers
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら