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【国際】ISO、環境ラベル第三者認証の国際規格ISO14024を改定

 ISO(国際標準化機構)は3月9日、ISO14024「環境ラベル及び環境宣言−タイプI環境ラベリング−原則及び手順」を改定した。同規格は1999年に制定され、今回20年ぶりに初めて改定された。タイプI環境ラベリングは、第三者によって認証されるエコラベルのこと。

 エコラベルでは、「ナチュラル」「リサイクル可能」「環境フレンドリー」「低エネルギー」「リサイクル材使用」等様々なラベリングがされ、消費者に訴求されている。導入当初は消費財を中心としたいたラベルだったが、今ではホテルや清掃サービス等幅広い業種で使用されている。これらは環境インパクトを減らしたい消費者にとって有益な情報である一方、混乱や疑いの元にもなっている。

 新ISO14024は、1999年当初の基本コンセプトは維持しつつ、幅広い業種に対応できるものに改定されている。ISO14024では、ラベルプログラム発足の原則や、対象カテゴリの選定方法、環境基準、コンプライアンス評価といったプログラム管理手法について記述している。また、ラベル発行の具体的な手順も規定している。

 ISO14024は、技術委員会ISO/TC207「Environmental management(環境マネジメント)」、及びサブ委員会SC3「Environmental labeling(エコラベル)」が担当。事務局は、ISOメンバーであるオーストラリア規格協会(Standards Australia)が務めた。

【参照ページ】New version of ISO 14024 on ecolabelling just published

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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