金融世界大手蘭INGと欧州投資銀行(EIB)は2月19日、海運業界の二酸化炭素排出量削減と燃費改善のため、新型船舶建造や船舶の修繕に対し好条件の融資を提供するスキームを発表した。INGとEIBが1億5,000万ユーロ(約200億円)を拠出する融資ファシリティを設定する。同融資は、欧州市場に関係する国内、国際双方の海運業者が申請できる。
INGとEIBは、融資先の分散化のため今後3年間に渡って3億ユーロを融資していく方針。ING野海運業界チームがプロジェクトを担当する。海運業者は、INGにプロジェクト案を提出し、財務及び非財務双方のリスク基準の審査を受ける必要がある。融資を受けた企業は、EUの欧州戦略投資(EFSI)から融資保証も受けられる。
【参照ページ】ING and EIB provide EUR 300 million to finance green shipping
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