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【イギリス】政府、中規模燃焼・発電設備に大気汚染規制を導入。小規模も今後検討

 英上下院は1月24日、中規模燃焼プラント(MCP)と中規模発電機からの大気汚染物質排出に関する新規制「Medium Combustion Plant Directive」を可決、成立した。英国ではこれまで中規模設備に関しては大気汚染物質排出規制がなく、大気汚染や健康被害の温床となっていた。中規模燃焼・発電設備は主に、病院、ホテル、オフィス、刑務所などの大規模施設や産業用に使用されている。今後、小規模設備に対する規制も検討する。

 英国政府は今回の規制導入により、2030年までの大気汚染物質削減目標のうち、二酸化硫黄(SO2)は43%、PMは9%、窒素酸化物(NOx)は22%の削減効果を見込む。新規制は、新規燃焼プラントは2018年12月20日から、新規発電機は2019年1月1日から導入される。既存燃焼プラントについても、2025年から2030年の間に規模の大きいものから導入される。既存発電機については、発電量、大気汚染物質排出量、稼働時間、系統との契約を踏まえ時期を考える。

 英政府は別途、35億ポンドの予算も確保しており、2018年後半には詳細な大気汚染対策全体計画の策定も予定している。

【参照ページ】New emission controls will help improve air quality

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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