イオンは1月31日、2月1日から日本国内のグループ店舗最大1,000ヶ所で、MSC認証取得のカナダ産またはアイスランド産赤魚(あかうお)の販売を開始すると発表した。MSC認証の赤魚を販売する小売業はイオンが日本初。トップバリュとして販売している赤魚を順次、カナダ産またはアイスランド産のMSC認証原料に切り替える。
イオンは、2014年に「イオン水産物調達方針」を、2017年4月に「イオン持続可能な調達方針」を策定。2020年までにイオンの連結対象の総合スーパーとスーパーマーケットで、MSCとASCのCoC認証取得率100%にすると定めた。CoC認証が取得できるとMSC認証やASC認証ブランドの商品を取り扱えるようになる。2020年までに主力商品の全魚種でサステナビリティの裏付けのあるPB商品を展開する。今回、赤魚が加わり、イオンで販売するMSC認証またはASC認証取得商品数は29魚種53品目となった。
(出所)イオン
イオンは、CoC認証の取得率100%を表明しているものの、実際に全販売量のうちMSC認証とASC認証商品が占める割合については、目標を公表していない。欧州では品目毎に販売に占める割合を表明する大手小売企業が出てきている。
【参考】【日本】イオン、食品分野の国際サステナビリティ認証取得を強化。GSSIにも参画(2017年11月8日)
【参照ページ】日本初発売!2月1日(木)MSC 認証 赤魚が“トップバリュ”に登場
【参照ページ】「イオン持続可能な調達方針」「持続可能な調達2020年目標」を策定
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