
スイス運用大手RobecoSAMは2月1日、2018年版「Sustainability Yearbook」を発行した。RobecoSAMは毎年世界大手企業にESGに関する調査票を送付し、回答をもとに企業のESG評価「Corporate Sustainability Assessment(CSA)」を行っている。CSAは毎年、金融インデックス開発世界大手米S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスのDJSI(Dow Jones Sustainability Indices)に使われている。
CSAは1999年に開始され、今年で19年目。Sustainability Yearbookは、CSAの結果概要をまとめたもので、各業界の評価トップ15%の社名が掲載される。さらに60点以上かつ上位1%の企業には「ゴールド」、57点以上で上位5%以内の企業には「シルバー」、54点以上で上位10%以内の企業には「ブロンズ」が付与される。今年は約3,500社が調査対象となり、2,479社が調査票に回答した。Sustainability Yearbookに掲載されのは478社。そのうち73社がゴールド、78社がシルバー、118社がブロンズを獲得した。
CSAの評価手法は、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)とともに、企業の長期的に成長するためのイノベーションや市場成長等の経済的な側面もチェックされる。詳細の設問や評価ウエイトは業界ごとに異なる。2016年からは…
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