世界経済フォーラム(WEF)は1月26日、年次総会(ダボス会議)が、イベントサステナビリティ認証「ISO20121:2012」を取得したと発表した。第三者認証機関DNV GLが認証した。ISO20121はイベントの社会、経済、環境インパクトを管理するフレームワーク。イベント運営者がサステナビリティの実現に繋がるアクションを促す。
ダボス会議で採用されているサステナビリティ・アクションとしては、運営スタッフや参加者、メディアの渡航で発生した二酸化炭素のオフセット、ダボス内での環境負荷の低い移動方法(徒歩、公共バス、シャトルサービス、ハイブリット車などの社用車)やエネルギー効率の高い設備(LEDライト、再生可能エネルギーの利用、断熱ボードやペレットヒーティングシステムの採用等)、廃棄物の抑制・リサイクルの推進、地域コミュニティとの対話、Open Forumに代表される対外エンゲージメント、厳格な調達やコンプライアンスプロセス、適切な労働環境の提供とスタッフへの様々な配慮等がある。
また、長年ダボス会議のロジスティクスやイベント運営を受託しているPublicisLiveも、ISO20121認証を取得した。
【参照ページ】World Economic Forum Annual Meeting Awarded ISO Standard for Sustainability
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