英ロンドン市グリーンファイナンス・イニシアチブと中国人民銀行が発足した中国グリーンファイナンス委員会(CGFC)は1月20日、国連責任投資原則(PRI)と共同で、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づく報告に関するパイロットプロジェクト・グループを発足した。英国と中国の金融機関10社が参画。中国の環境報告ガイドラインにTCFDの観点を盛り込む方策を模索する。
同グループには、英国からはHSBC、AVIVA Investors、ハーミーズ・インベストメント・マネジメント、Brunel Investments、中国からは中国工商銀行、興業銀行、華夏アセットマネジメント、香港からE Fund Management等が参画。いずれもPRI署名機関。また、イングランド銀行と中国人民銀行もプログラムに協力する。PRIが全体のコーディネートを行う。
今回のパイロットプログラムは、同日に北京で開催された英フィリップ・ハモンド財相と馬凱・中華人民共和国国務院副総理の二国間会談の中で合意に至った。
【参照ページ】China-UK TCFD Pilot Group
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