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【アメリカ】CVS Pharmacy、広告画像の加工で方針策定。行き過ぎた美の追及を懸念

 米ドラッグストア大手CVSヘルスの小売子会社CVS Pharmacyは1月15日、広告写真の画像加工処理に関する新たな方針を策定すると発表した。加工処理をすることで消費者に対し非現実的な美を押し付ける風潮を懸念したため。米国では、青少年や若い女性が、健康を害してまでダイエット等をしてしまう傾向が生まれている。画像加工に関する方針を設けることで、一人ひとりが自然な美を受け入れられるようにする。

 まず、形、サイズ、プロポーション、肌の色、目の色、しわ等の外見に関する画像加工を「重大な加工」と定義。2018年から重大な画像加工をしていない自社制作素材については、証明マーク「CVS Beauty Mark」を付与。2020年末までには、店舗で使う全ての写真素材で「CVS Beauty Mark」を用いる。そのため、2020年末までには、メーカー等が制作する写真素材についても間接的に同方針の対象となる。

 CVS Pharmacyは、全米で約9,700店舗を展開。これまでも消費者に配慮した方針を数多く打ち出しており、たばこ販売の中止、健康食品の取扱拡大、自社ブランド商品での有害化学品使用の中止を率先して導入してきた。

【参照ページ】CVS Pharmacy Makes Commitment to Create New Standards for Post-Production Alterations of Beauty Imagery

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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