国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は1月13日、2017年の再生可能エネルギー価格動向をまとめた報告書「Renewable Power Generation Costs in 2017」を発行した。太陽光発電コストは2010年から73%低下。現在1kWh当たり6米セントの陸上風力発電と10米セントの太陽光発電コストは、今後2年以内に3米セントも可能との見通しを示した。一方、化石燃料火力発電コストは、5米セントから17米セントのため、再生可能エネルギーコストが火力発電コストを下回る時代が見えてきた。
(出所)IRENA
洋上風力発電や太陽熱発電のコストも、2020年から2022年までに6米セントや10米セントに下がり、今後世界各地域で導入が進む見込み。IRENAは、2020年までに再生可能エネルギーは、化石燃料火力発電を価格面で凌駕するとした。
IRENAは,再生可能エネルギーの普及・促進のため2011年4月に設立された国際機関。日本を含む世界180ヶ国が加盟している。本部は、アラブ首長国連邦・アブダビ。
【参照ページ】Onshore Wind Power Now as Affordable as Any Other Source, Solar to Halve by 2020
【レポート】Renewable Power Generation Costs in 2017
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