英小売大手ウェイトローズは1月4日、2018年3月5日以降、1リットル当たり150mg以上のカフェインを含むエナジードリンクの販売で17歳以上の年齢確認をする方針を決めた。
EU域内では、「食品情報規則(No. 1169/2011)」に基づき、生理作用のために添加されたカフェインを多く含む飲食品に関し、消費者にカフェインを多く含むことを示すラベルを貼ることが定められている。カフェインを多く含むことが認知されている茶やコーヒー、また生理作用目的でなく、風味目的でカフェインが多く添加された商品は規制の対象外。
英国では、英国ソフトドリンク協会(BSDA)がガイドラインを制定し、1リットル当たり150mg以上のカフェインを含むソフトドリンクについては、「Consume Moderately(消費は程々に)」等のラベルを貼ることや、16歳未満の子供には販売促進をしないことを提唱している。しかし、さらに踏み込み、小売店がカフェイン系ドリンク販売に年齢制限を設けるのは、ウェイトローズが初めて。
【参照ページ】Waitrose introduces minimum age limit on sales of high caffeine energy drinks
【参照ページ】High caffeine 'energy' drinks and other foods containing caffeine
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