エネルギー世界大手エクソンモービルは、投資家が同社の取締役と直接対話することを制限していた従来の方針を撤回し、直接対話を許可すると発表した。フィナンシャル・タイムズ紙が12月20日報じた。2017年1月1日に就任したダレン・ウッズCEOが決断した。
同社では、レックス・ティラーソン前CEO(現・米国務長官)時代に、投資家との直接対話の相手をIR担当役員に指定し、取締役との対話を機会を避ける方針を打ち出していた。取締役と対話するためには、オンラインフォームから申請をする必要があり、かつ文字数も2,000字に限られていたため、多くの投資家の不満を募らせていた。
エネルギー大手企業に対しては、投資家から気候変動に対するアクションを求めるため、取締役との対話を要求する声が強まっている。
【参考ページ】Exxon scraps ban on investor meetings with board
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