Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ナイジェリア】政府、グリーンボンド国債を約34億円発行。世界4カ国目。使途は再エネや植林

 ナイジェリア政府は12月22日、グリーンボンド国債を106.9億ナイジェリアナイラ(約33.6億円)発行した。グリーンボンドとは、調達資金の使途を環境目的に限定する債券。グリーンボンド国債の発行は、ポーランド、フランス、フィジーに続き4カ国目。償還期間5年。セカンドオピニオンはムーディーズとDNV GL。ナイジェリア証券取引所に上場する。

 ナイジェリア政府は、パリ協定での国別削減目標(NDC)で、2030年までに条件無しで20%削減、先進国からの支援がある場合は45%削減を宣言している。同グリーンボンドの使途は、再生可能エネルギー、植林、環境プロジェクト。同プログラムでは、世界銀行、アフリカ開発銀行、国連環境計画(UNEP)、気候債券イニシアチブ(CBI)、市場関係者、大臣等で構成する「Green Bond Private Public Sector Advisory Group」もサポートする。

 セカンドオピニオンを担当したDNV GLは、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)と気候債券イニシアチブ(CBI)のClimate Bonds Standard(CBS)を参照し適格と判断した。さらにムーディーズもGreen Bond Assessmentを実施し、「GB1(Excellent)」の評価を下した。CBIからもグリーンボンド認証を得た。

 今回のグリーンボンド国債発行は、ナイジェリア環境省が進める1,500億ナイジェリアナイラ(約471億円)のグリーンボンド発行プログラムの一環。

【参照ページ】The Debut Federal Government of Nigeria Green Bonds
【参照ページ】Nigeria Issues Climate Bonds Certified Sovereign Green Bond: Signals ‘more to come’ as part of Paris NDC objectives
【参照ページ】Moody's Investors Service Assigns GB1 (Excellent) Green Bond Assessment to the Government of Nigeria's Green Notes

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。